二回目のクリニック受診
2026-07-18にメンタルクリニックを受診して 2週間が経って状況の確認?ということで再度受診した。
正直に言うと、何が悪いのかもどうして会社を休んでいるのかも良く分からない。 もちろん、原因が中国での半年間の研修で大した役割も与えられないまま 自尊心が損なわれていったことにあるのだとは思っている。
ただ、それが会社に行けない理由になるのかどうかは分からない。 今だって行こうと思えば行けるのだろうと思うし、何食わぬ顔して もとに仕事に戻ることだってできるのかもしれない。
それでも会社に行けないというのはもしかしたら単なるサボりと言えてしまう程度の ものなのかもしれない。誰だって会社に不満を持つことはあるだろうし それでもどうにかこうにか仕事をしているのは当然のことだろう。
わたしは今の会社で働いて10年目になるが自分なりに役割を見出して 仕事をしていたつもりだし、それほど悪い評価でもなかったように感じている。 研修の細かい話は置いておくとしても、私にとってはこれまで積み上げてきた 自信や役割を奪われてしまうような、そんな経験に感じられた。
診察で最初に聞かれたのは「休めていますか?」だった。 もちろん、2週間、というか7月3日から会社に行っていないからほぼ1ヶ月休んでいるし、 休めていて、会社に行こうと思えば行けそうでもあるけど、そういう気分になれなくて みたいなことを伝えたら、「そんなに急がなくていい」という感じだった。 前回の診断書に1ヶ月の自宅療養と書いたのだから、まずはもう2週間様子を見ようと そういう感じだった。
そして、なんだか良く分からないけど薬を増やすことになる。 デュロキセチンカプセル、セロトニンを増やすとかなんとか言っていた。 薬を増やされるのもなんだか嫌だなと思って、 そこまで体調が悪い感じではないと言ってみたが、抑うつ状態だからみたいな話をされた。 これが抑うつ状態ならわたしはもうずっと、中国研修どころか入社したときから 抑うつ状態ということになるだろう。
結局精神的な問題というのは本人が困っているかどうかでしかないのだろう。 今私が困っているのかどうか、まあ、会社に行けていないのだから困っているのか...
というか、5分も話していないのに抑うつとわかるものなのか🧐️ こういう薬は副作用が強いイメージがあって余り頼りたくない...。
帰りは神保町に新しくできた三省堂に入っている喫茶ちそうに行ってみた。
喫茶店に入るというのも10年ぶりくらいだろうか。 その時は今よりももっとひどい状態だったかもしれない、 ひたすら便箋に手紙みたいのを書き連ねていたのを覚えている。
それは置いておいて、今日は1時間くらいこれまでのことを 考えながら過ごしていた。コーヒー1杯で1時間...まあ、空いていたし、いいよね?
たしかに家にいて休んでいたといえば休んでいたのだ。 でも、家にいても会社のメールはずっと見ているし、そのメールの内容を 整理して中国滞在中に構築を試みたナレッジベースに継ぎ足したりもしていた。 だから、実際のところは休んでいるようで休んでいなかったのだろう。
ただ、会社のことを中心に生活するというのは入社してからほとんどずっとそんな感じだったように思う。家にいても仕事に役立つかどうかというのが行動原理になっていた、というかなっているようにすら思う。
あのとき言われた休めているかというのは会社のことを考えないで過ごせているかということなのだろう。真意はよくわからないけど。
中国にいるときのことを振り返ってみると、そもそも余り仕事がなくて、 あっても自分の今までの業務とほとんど関係がないから結局のところよくわからなくて、 顧客のところに行っても持ち帰って専門部隊の意見を確認してから回答します... いったい何のために私は存在しているのだとそんなことばかりだった。
それでも、仕事は仕事と割り切って、指示されたからここにいるだけだと思って 仕事をして、研修が終わったらもう研修のことなど忘れて今までどおりに戻ってしまえば それで良かったのかもしれない。それをしないで会社を休み続けていることは ほんのささやかな、おそらく何の意味もない、会社に対する仕返しなのかもしれない。
中国の生活が合わないとか、人間関係が合わないとか、そういうことではなかったのだ。 役割を剥奪された、能力を活かす機会を奪われた。一体何の目的で、私になにをしてほしいのかもよくわからないまま半年間を過ごさせられて、当たり前のように次の研修生を送り出す。そんなやり方をどうにかして食い止めたいという気持ちもあったように思う。
そう、次の研修生がまた中国に行くと週報が送られてくることになる。私はそれを読むことになるわけで、おそらく私に中国行きを指示した上長はそれに対して返信を返す。 私に対しては最後の1ヶ月など返信すら来なかったが。 前任者とは打って変わって質の高いレポートをありがとうございます、なんてこともあるかもしれない。
前任者に対しては6ヶ月の研修お疲れ様でしたなどとまめにメールを送っていたようだが、 私には最後の最後までそんなことはなかった。こうして休んでいる間も特になにも メールが来ないのは気を遣われているのか見限られているのか。
これといった役割もなく、単に海外経験を積めばそれでいいとでも言うのか。中国の空気を吸って帰ってきたらそれで良かったのだろうか。そうして帰ってきて、明日からいつもどおりにねなどと言われるくらいなら行かなくたって同じではないか。意味を求める私がおかしいのか。
建前としては現地のビジネスを学ぶためということだったのだろう。そして、今後の研究開発に活かす...そもそも私が扱っている製品に関する問い合わせなどほとんどないのだから、なにをどう活かすというのかもよく分からない。仕事も殆どない。半年間で顧客訪問は2社、4回だけ...この状況についてどう思っているのか聞いてみたいものだ。それとも、私の積極性に欠けるからこういうことになっているのか?前任者は半年で8回だった、ちなみに他の海外拠点で研修を受けていた人は50回くらいだったから環境起因だろう。
なにもない中でなにを生み出すのかが試されているのだろうか。まるで夜と霧のような手荒い真似をするものだ。
本当は会社に行ってこの研修について話し合わないとなにも解決しないのだ。病院に行って診断書をもらって、だからといって状況はなにも変わらない。 評価されていない、良かったのか悪かったのかすら保留にされている。
ほぼ気質みたいな抑うつ状態に対して薬をもらったところで原因は他にあるようにも思える。
いつだったか、部長が学生気分のまま仕事をしているような奴らがいる、みたいなお気持ち表明メールを出していたのを思い出す。研修期間中のことだ。まさに私のことか。あの時から何も変わっていなくて、それか、正しい事を追求しすぎた結果なのかもしれない。あの研修は私のなかでは正しくなかったのだ。
研修期間中は受け入れてくれている方々に迷惑にならないようにとある程度は元気に?振る舞っていたのだ。帰ってきてその必要がなくなって糸が切れたように動けなくなってしまった。
こんなことを1時間ずっと考えていた。考えても考えても終わりが見えなかった。
今は休む期間なのだろう。10年働いて、これは研修がどうとか言うよりも 私の人生の問題のように感じられる。これからどう生きていくのか、 なにを大事にして生きていくのか。
一つだけこれだけはぜったいにやりたいことがあるとすれば、心の動きを残しておきたい。 あのときどんな気持ちで、なにを考えていて、なにをしていたのか、いつでも振り返られるようにしておきたい。だからこれを書いている。
メタデータ
- date: 2026-07-31